看取り介護とは?

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看取り介護老人ホームの資料を見ていると「看取り介護にも対応」といった文字を見かけますが、最近では看取りに対応している施設も増えているようです。

では、そもそも看取り介護とはどのようなものなのでしょうか。

 

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看取り介護とは何?

ターミナルケアや終末期介護と呼ばれる事もありますが、ターミナルケアなどは、病院で看取りを行ってもらうときの言葉のようです。

看取り介護とはどのようなものか、どこで行えるのか、何をしてもらえるのかなどについて見ていきます。

看取り介護の定義は?

看取り介護とは、

「近い将来に亡くなられる事が予見される人に対して、身体的、そして精神的な苦痛をできるだけ和らげ、亡くなる最期まで尊厳を持って、安らかに生きていけるよう行う介護」

と定義できます。

看取り介護を行っている老人ホームは?

看取り介護を望む人は多いのですが、全ての老人ホームで、看取り介護が行われている訳ではありません。

看取りまで行ってくれる老人ホームといって、まず名前の上がる施設に、特別養護老人ホーム(特養)がありますが、ある調査では、家族の希望に応じて看取りを行っているのは、全体の66%ほどとなっているそうです。

他に看取り介護を行っている施設としては、有料老人ホームでは、要介護度の高い人の入居が多い、介護付き有料老人ホームでの割合が多くなっています。

グループホームでは、看取りに対応している施設が、全体の30%を超えているというデータがあり、医療ケアにも対応している施設も増えていってます。

ただ特別養護老人ホームとの区別が曖昧になってしまい、グループホームとしての本来の目的(認知症の人が介護を受けながら生活する施設)を果たせなくなる、という意見もあります。
「認知症に対応している施設はココ!」

ケアハウスで看取りを行っているところは非常に少ないです。

もともと介護に対応しているケアハウス(特定施設の指定を受けた介護型)が少ないのでそれに比例しているのですが、看取り介護対応となっているところも探すとあります。

サービス付き高齢者向け住宅では、基本的に見守りや生活相談などのサービスを提供しているだけの施設が多いのですが、提供するサービスも多様化してきて看取りに対応している施設もあり、ある調査では看取りを実施した事がある施設は25%を超えている、というデータもあります。

施設によって提供されるサービスに非常に幅のある老人ホームといえます。


老人ホームで看取り介護を行っているかどうかは、施設の種類によっても関係してくるのですが、それよりも施設ごとの方針であったり、設備や人員の事情による所が大きくなっています。

看取り介護での具体的な支援の内容は?

大きく分けて、入居者への3種類の支援と、家族への支援があげられます。

ボディケア

バイタルサイン(呼吸や血圧、脈拍、体温など)の確認や、清潔への配慮、栄養や水分の補給、排泄ケア、などのケアを行います。

メンタルケア

身体的苦痛の緩和やプライバシーへの配慮を行い、コミュニケーションを重視といったケアを行います。

看護ケア

医師の指示に基づいて、必要な点滴や酸素吸入等の看護処置を看護職員によって行ないます。

家族へのケア

話しやすい環境を作り、家族関係への支援にも配慮、希望や心配事に真摯に対応、家族の身体的、精神的負担の軽減へ配慮、死後の援助、といったケアを行います。

これらの支援が入居者や家族に対して行われます。

看取り介護を希望するときの注意点

ただし看取り介護を行っているからといって、全ての施設で本当に最期の時までを看てくれるという訳ではありません。

その施設でできる限りのところまでは介護を行う、という場合が多くあり、その、「できる限り」とは、必要となる医療ケアに対応するための設備の有無や、介護、看護の体制がとれるかどうかによって、施設ごとに異なります。

つまり介護ケアはできるけれど、医療ケアを最後まではできない、という事です

家族は最期まで施設で看てもらえると思っていたのに、そうではなかった、という事も起こります。

これらは老人ホームの資料の文面などからは分かりません。老人ホームでの看取り介護を希望する場合には、その施設でどこまでをやってもらえるか、詳しく確認しておきましょう。


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