特定施設入居者生活介護とは?

老人ホームや介護について調べていると、「特定施設入居者生活介護」という言葉を見かけることがあるかもしれません。

ここでは、特定施設入居者生活介護がいったい何なのかについて説明していきます。

 

「あそこの老人ホームってどうなの?」

 気になる施設が検索できて、もちろん資料請求も無料!

  まずはLIFULL介護(ライフル介護)で、どんな施設があるのかみてみる!

スポンサーリンク




特定施設入居者生活介護とは?

特定施設入居者生活介護とは、利用している人が、できる限り自立した生活を送れるように、都道府県から指定を受けた施設(特定施設)が、介護サービスの計画に基づいて

  • 日常生活や療養上のお世話
  • 食事・入浴・排泄などの介護
  • 機能訓練(リハビリ)

などを行うことです。介護保険のサービスには、

  • 施設サービス (介護老人福祉施設(特養)、介護老人保健施設、介護療養型医療施設)
  • 地域密着サービス (認知症対応型共同生活介護(グループホーム)、小規模多機能型居宅介護など)
  • 居宅サービス (訪問介護、通所介護、短期入所生活介護など)

とありますが、特定施設入居者生活介護は、この中の居宅サービス(自宅にいながら利用できる介護サービスで、このサービスが受けられる施設は居宅と見なされます)となります。

特定施設入居者生活介護の種類

特定施設入居者生活介護には、一般型と外部サービス利用型の2種類あります。

  • 一般型
    一般型の場合、ケアプラン(介護サービスの利用計画)の作成、および実際の利用者への介護サービスも施設のスタッフによって提供されます。
     
  • 外部サービス利用型
    外部サービス利用型の場合、ケアプランの作成は施設スタッフによって作成されますが、実際の介護サービスは、施設によって委託された外部の事業所によって行われます。

一般型と外部サービス利用型では、次のような違いがあります。

費用

  • 一般型
    要介護度に応じて、1日あたりの費用が決まっているので定額となります。
     
  • 外部サービス利用型
    施設による生活相談や安否確認、計画作成といった定額の費用にプラスして外部サービスの利用した分に対しての費用が必要になります。

    介護サービスの利用料は、1~2割(一定の所得があると負担が増えます)の負担となっていますが、外部サービス利用型の場合、限度額が決まっていて、介護度が高く介護サービスの利用が増えて、限度額を超えた分は全額自己負担となります。

    つまり、介護の必要があまりない場合には、費用は少なくて済みますが、サービスの利用が増えると、費用が高額になることがあります。

サービス内容

  • 一般型
    介護の内容に関しては、施設の主導で決定されるので、個人の希望に応えにくい場合があります。ただし施設内のスタッフが、24時間対応してくれるので、安心です。
     
  • 外部サービス利用型
    個人の状況や希望に合わせた介護サービスを受ける事ができます。ただし外部のサービスを利用しているので、24時間体制というわけではありません。

特定施設入居者生活介護の指定を受けるには?

特定施設入居者生活介護を行うには、都道府県から事業者の指定を受けなければなりませんが、その条件としては次のようなものがあります。

生活相談員

介護保険利用者の100人あたり1人以上を配置して、少なくとも1人以上が常勤者。

看護職員・介護職員

要介護者の3人あたり1人以上、要支援者の10人あたり1人以上。看護職員、介護職員はそれぞれ、少なくとも1人以上が常勤者。

機能訓練指導員

1人以上配置。 このような人員配置の条件があり、また設備に関しても、

  • 介護専用の居室では基本的に個室でプライバシーが守られる事
  • 車椅子での移動が容易にできるようにする(バリアフリー)
  • 身体機能の低下に配慮した浴室やトイレの設置

などの条件があります。

特定施設にはどんな施設がある?

特定施設となる事ができるのは、

  • 養護老人ホーム
  • 軽費老人ホーム
  • 介護付き有料老人ホーム
  • サービス付き高齢者向け住宅

の4つがあり、これらの施設や住宅で、上記のような条件をみたして、都道府県から事業者としての指定を受ける必要があります。

養護老人ホーム

養護老人ホームとは、心身上の障害や、低所得によって生活の困難な自立した高齢者が、生活の支援や訓練を受けて社会復帰をできるよう支援する施設です。

養護老人ホームでは入居の条件が、自立している事となっていて、身の回りの事を自分で行う必要があります。

ところが入所者の高齢化により、介護の必要性がでてきたので、2005年の介護制度の変更によって、サービス利用型特定施設入居者生活介護を受けれるようになり、指定を受けた施設では外部の介護サービスを利用できるようになりました。
「養護老人ホームとは?」

軽費老人ホーム(ケアハウス)

軽費老人ホームには、A型、B型、C型とありますが、特定施設入居者生活介護を受けられるのは、ケアハウスと呼ばれるC型です。

ケアハウスには、自立型と介護型の2種類あり、自立型では健康で介護の不要な人が入居する施設。介護型では特定施設入居者生活介護の指定を受けていて、介護サービスを受ける事ができます。
「ケアハウスとは?」

介護付き有料老人ホーム

有料老人ホームには、

  • 健康型
  • 住宅型
  • 介護付き

と3種類ありますが、介護付き有料老人ホームのみ、特定施設入居者生活をうけていて、一般型では施設スタッフによる介護も受けられます。

逆に特定施設の指定を受けていない有料老人ホームでは、「介護付き」と名乗ってはいけません。
「介護付き有料老人ホームとは?」

サービス付き高齢者向け住宅

サービス付き高齢者住宅とは入居者が賃貸契約を結び入居する住宅ですが、生活相談などのサービスだけの所もあれば、特定施設入居者生活介護の指定を受けていて重い介護状態の人の入居まで可能な施設もあります。
「サービス付き高齢者向け住宅とは?」  

スポンサーリンク




  • このエントリーをはてなブックマークに追加