介護保険施設の種類と違いをまとめてみました!

介護保険施設高齢者が介護保険を利用して、入居ができる施設に介護保険施設というくくりの施設があります。

介護施設はとにかく名前が似てたりややこしくないですか?

ここでは介護保険施設の中にどのような種類があるのか、そしてその違いが何なのかをまとめてみました。

 

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介護保険施設の種類は3つ

介護保険施設とは、介護保険サービスで利用することができる施設のことで、介護保険法という法律によって定められた3つの施設をいいます。

  • 介護老人福祉施設(=特別養護老人ホーム(特養))
  • 介護老人保健施設(老健)
  • 介護療養型医療施設(療養病床)

入居者は、健康状態や入る目的によって、入居施設を選ぶことになります。

特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)

特養と略される事も多いこの施設は、上のように2つの名前で呼ばれる事があり、老人ホームをややこしいものにしている原因ともなっているのですが、全く同じ施設です。

この施設は「老人福祉法」と、「介護保健法」という2つの法律によって定められていて、その法律の中での名称がそれぞれ違うために2つの呼び方があります。

このサイトでは特別養護老人ホーム(特養)で統一しています。

介護保険施設の中では、一般的に老人ホームというイメージに1番近い施設といえるでしょう。
「特別養護老人ホームとは」

介護老人保健施設(老健)

こちらも名前がややこしい原因となっている施設といえます。

介護保険施設と間違ってしまいやすいのですが、介護保険を利用する施設である介護保険施設の中の1つが、介護老人保健施設です。それぞれ「けん」の字が違います。

老健は、そこにずっと住むというのではなく、介護を受けながら機能訓練(リハビリ)などによって、在宅への復帰を目指す施設となります。
「介護老人保健施設とは」

介護療養型医療施設(療養病床)

名前に医療施設と入っているぐらいで、国の施設の区分としては病院になります。介護保険施設の中では、最も医療のケアに特化した施設といえます。

介護保険施設の施設数や定員数

介護保険施設の数や定員数は、厚生労働省の平成24年の資料では、次のようになっています。

介護保険施設の施設数と定員

  施設数 定員(人) 
介護老人福祉施設 7705 530280
介護老人保健施設 4241 370366
介護療養型医療施設 1324 59106

(引用:「平成28年介護サービス施設・事業所調査の概況」)

介護老人福祉施設、介護老人保健施設に関しては増加傾向ですが、廃止が決定していた介護療養型医療施設は、2012年より新設されておらず、減少していってます。

介護保険施設の違いはコレ

まず3つの施設に共通している点は、

  • 入居年齢は原則65歳以上
  • 認知症には基本的に対応している
  • 入所時の一時金が要らないなど費用が比較的安め

などがいえます。そして違いは次のようなものになります。

入居できる期間の違い

これが介護保険施設の中で最も異なる点でしょう。

なぜ違うかといえば、施設ごとに入居する目的が異なるので、それに応じて期間も変わってくるのです。

特養:原則として終身利用

「終の棲家」といわれる事もあるのですが、寝たきりなど重度の要介護者を受け入れて介護を行う事を目的としていて、看取り介護(亡くなるまでお世話する)を行っている施設もあるように、終身の利用が可能です。

ただし施設によっては、医療のケアが対応できない場合など、退去をしなければならない場合もあります。

老健:3~6ヶ月

老健の目的としては、機能訓練などによって在宅への復帰なので、長期の入所は難しくなります。

3ヶ月ごとに会議で入所を続けるかどうかの検討が行われ、平均でも1年程度となっています。

療養病床:長期の入居が可能

長期の利用自体は可能なのですが、終身で利用できる、という訳ではありません。

病院という施設である以上、療養目的なので改善されれば退所ということもあります。

要介護度の違い

誰でも入居できるわけじゃなく、要介護認定を受けている必要があります。

従来は3施設とも、介護認定で要介護度が1以上であれば入所の条件を満たしていました。

しかし2015年の介護保険法改正により、特養のみ要介護度が3以上と変更しています。

これはより重度の要介護の人が優先的に入所できるように、という考えによります。

特別養護老人ホーム 要介護度 3以上
介護老人保健施設 要介護度 1以上
介護療養型医療施設 要介護度 1以上

部屋の違い

生活する部屋は、施設によっても異なるのですが、以前は全体的に多床室(相部屋)が多くをしめていました。

最近ではプライバシーを守る、という観点から個室を増やす流れになっているのですが、実際に個室が増えているのは特養のみ。

老健、療養病床では多床室がほとんどというのが現状です。

老健などでは入所期間が短いことも原因となって、個室への移行が進んでいないようです。

受けられるサービスの違い

サービスに関しても、施設によって違いがあるため、老健ではこう、というようには分けにくいのですが、特徴としては、

  • 特養
    身体の介護や機能訓練が充実していますが、医療のケアに関しては、スタッフの数も含めて、老健や療養病床より対応できない場合が多くなります。
     
  • 老健
    医療ケア、および特に機能回復のための訓練が充実しています。リハビリ専門のスタッフを、決まった人数配置する事が義務付けられています。
     
  • 療養病床
    最も他の施設と異なる点は医療のケアが充実です。スタッフの数も特養や老健では入居者100人あたり、1人でよい医師の数が、療養病床では3人、看護職員も特養3人、老健9人に対して、17人となっています。


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